動物と話す
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授業対象=小学校4年生
実施=2020年10月


2020.9.7


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全体像


教材


@ イヌとネコが話をしているのを見たことはありません。鳥とイヌが話をしているのを見たこともありません。動物はそれぞれ同じ種類の間だけで通じる、決まった言葉があるのです。それは、同じ種類の仲間だけにしか通じない言葉です。

A 人間はイヌやネコの動物とは種類が違うため、やはり話はできません。脳や喉の仕組みなど、いろいろな部分が人間と他の動物とは違っているからです。ただ、動物と話をしてみようという実験は、(頭のいい)ゴリラやチンパンジーを使って行われています。ただし、声を出して話せないため、他の方法で行われています。

B 例えば、日本にいる「アイちゃん」は、自分の檻の鍵を盗んで逃げたこともあるという、頭のいいチンパンジーです。アイちゃんは、訓練によって絵文字で人間の質問に答えることができます。アメリカには手話で「ネコ・好き・やわらかい」と話せるゴリラ「ココ」もいます。イルカを使った実験も行われていますが、ゴリラやチンパンジーのようにはうまくいっていません。やはり動物と何でも自由に話すのは、なかなか難しいようで。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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タイトル
マイクロプラスチック問題と
レジ袋有料化
(2020.7.1〜)





レジ袋有料化の後
商店ではマイバッグ万引きが急増
その対策を考えよう!


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の考えを図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
身の回りに存在する
さまざまな事象に関心を持ち
自分なりの打開策を考える。
大事にしたい学習です。



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