A 体が大きくなると、水を飲むときエネルギーを使うようになります。また、水を飲んでいるとき体を低くすると、ライオンなどに狙われやすくなります。鼻が少しでも長いと、生きていくのに安全で便利になりました。そのため、ゾウはだんだん鼻の長い仲間だけが生き残り、数が増えていきました。そして、ついに鼻の長いゾウだけが生き残って、現在のような姿になったのです。
B 耳の大きさは、棲んでいるところによって少しずつ違います。たとえば、日がカンカンてりつける草原に棲んでいるアフリカゾウは大きな耳を持っていますが、反対に日かげが多い森にすんでいるマルミミゾウは、小さい耳を持っています。