ゾウの鼻
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授業対象=小学校4年生
実施=2020年10月


2020.9.7


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全体像


教材


@ 大昔、ゾウは今のような巨体ではありませんでした。約6000万年前にいたゾウの先祖は、今のバクのような動物で、鼻も短かったのです。この頃、ゾウの先祖は湿地(水が多い場所)や森林に棲んでいました。しかし長い間に生活の場を草原に移していきました。それにつれて、肉食動物に狙われるようになり、だんだんと体が大きくなっていったのです。

A 体が大きくなると、水を飲むときエネルギーを使うようになります。また、水を飲んでいるとき体を低くすると、ライオンなどに狙われやすくなります。鼻が少しでも長いと、生きていくのに安全で便利になりました。そのため、ゾウはだんだん鼻の長い仲間だけが生き残り、数が増えていきました。そして、ついに鼻の長いゾウだけが生き残って、現在のような姿になったのです。

B 耳の大きさは、棲んでいるところによって少しずつ違います。たとえば、日がカンカンてりつける草原に棲んでいるアフリカゾウは大きな耳を持っていますが、反対に日かげが多い森にすんでいるマルミミゾウは、小さい耳を持っています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ






この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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タイトル
マイクロプラスチック問題と
レジ袋有料化
(2020.7.1〜)





レジ袋有料化の後
商店ではマイバッグ万引きが急増
その対策を考えよう!


  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の考えを図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
身の回りに存在する
さまざまな事象に関心を持ち
自分なりの打開策を考える。
大事にしたい学習です。



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