水分補給
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ 人の体(成人男性)の60%は水分で作られています。体重が60kgとすれば、36kgが水分というわけです。水分量が全体の5%がなくなると脱水症状や熱中症の症状が現れ、10%で筋肉の痙攣が起きます。ところが、普通に生活しているだけで、尿や便で1.6L(リットル)、呼吸や汗で0.9L、合計で2.5Lもの水分が体外に失われています。また夏の暑い日には大量の汗をかくため、一日に4L以上もの水分が失われることもあるのです。

A 水分補給なんかめんどくさいから、いっそのこと大量に飲んで、脱水しないようにすればいいんじゃない? というと、これもまたダメなんです。行きすぎた水分補給は、血液が薄まる状態「低ナトリウム血症」になってしまいます。そうなると嘔吐やを起こして意識を失う「水中毒」をおこします。最悪の場合、死んでしまうこともあります。

B 水分なら何でもいいか? というと、炭酸飲料・ジュース類はできるだけ避けるべきです。ペットボトル一本には、多い商品で糖分(砂糖)が、角砂糖が16個入っています。健康維持のための水分補給が逆に健康を害することになってしまいます。ミネラルウォーター、お茶、水で薄めたスポーツドリンクなど、健康に留意した飲み物にすべきです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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