森のくまさん
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ 人工知能は「ディープラーニング」が登場してから、一気に進化しました。ディープラーニングとは、人間に教えられなくても「人工知能が自分で学習して賢くなっていく」という技術のことを言います。特に画像処理に優れており、自動運転には欠かせない技術です。その他、がん細胞かどうかを判別したり、大勢から犯人を捜し出したりするなど多方面で活躍しています。

A 松江市に、人工知能が代金を計算する「森のくまさん」というパン屋さんが登場しました。商品トレー(底の浅い盆)をレジカウンターに置くと、カメラで撮影した画像をもとに、人工知能がパンの種類や数を認識します。すると、それぞれのパンの名前と値段の合計金額が即座に表示されます。もし人工知能がパンの種類に迷ったきには、人間が正解を教えます。すると人工知能はその度に学習して、能力がどんどん向上します。

B これまで店員は80種類の商品名と値段を覚えて、一つ一つレジに打ち込みをしていました。人工知能の導入によって、その負担が無くなりました。新人でも高齢者でも、すぐにレジに立つことができます。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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