A 同センターは2011年に、国内で初めて「ネット依存外来」を開設。現在は、一年間で約1,500人が受診し、約7割が未成年とのこと。患者の低年齢化も進んでおり、昨年は10歳未満の子どもも初診で訪れています。
B 樋口院長によると、受診者のほとんどが「ゲーム障害(依存症)」で、オンラインゲームにのめり込んでいます。患者によっては脳が縮んで、「分かっていても止められない」状態になっています。こうなると、「朝、起きられない」「遅刻・欠席を繰り返す」「ひきこもる」「物を壊す」「家族に暴力をふるう」などの症状も現れます。樋口院長は「深夜は未成年がゲームにアクセスできないようにするなど、徹底的に解決策を工夫しなければならない」と語っています。