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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ 子どものネット依存が急速に広がっています。厚生労働省の調査では、依存が疑われる中高生は5年間で約40万人増え、93万人に上ると推計されるとのこと。調査に加わった樋口院長(久里浜医療センター)は「未来を担う子どもたちに、一刻も早く適切な対策がなされなければならない。」と危機感をあらわにしています。

A 同センターは2011年に、国内で初めて「ネット依存外来」を開設。現在は、一年間で約1,500人が受診し、約7割が未成年とのこと。患者の低年齢化も進んでおり、昨年は10歳未満の子どもも初診で訪れています。

B 樋口院長によると、受診者のほとんどが「ゲーム障害(依存症)」で、オンラインゲームにのめり込んでいます。患者によっては脳が縮んで、「分かっていても止められない」状態になっています。こうなると、「朝、起きられない」「遅刻・欠席を繰り返す」「ひきこもる」「物を壊す」「家族に暴力をふるう」などの症状も現れます。樋口院長は「深夜は未成年がゲームにアクセスできないようにするなど、徹底的に解決策を工夫しなければならない」と語っています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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