レジ袋有料化
.

授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


要約学習の部屋に戻る
小学校高学年の部屋へ戻る

全体像


教材


@ マイクロプラスチック(マイプラ)が、世界中で問題になっています。マイプラとは大きさ5ミリ以下(中には0.01ミリという微細ゴミ)のプラスチックのゴミのことです。一見、美しい海に見えても、微細な(目に見えないほど小さい)物質が大量に漂っています。その一つがプラスチックです。粉々に砕け、世界中の海に漂っているのです。プラスチックは、小さくなってもプラスチックのまま残ります。このままだと2050年には、海の中のプラスチックの量が魚の量を超えるという予測もあります。

A プラスチックは、有害物質を表面に吸着させる(くっつける)働きを持っています。もはや、単なるゴミではありません。有害物質の運び屋です。これが食物連鎖によって、ミジンコから小魚へ、次第に大きな魚へ、やがてはヒトの体に取り込まれ、病気を起こす危険性が指摘されています。

B この対策として今年7月から、全てのお店で「レジ袋の有料化」(袋の種類によって、一枚1円から5円)がスタートしました。7月末の調査によると、レジ袋を持参(持ってくる)のお客さんは十人中8人前後だそうです。

.



合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

 .



後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
 .



自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

 .



これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



.