マイバッグ万引き
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ 海には、プラスチックの小さいゴミ(マイクロプラスチック)がたくさん漂っています。これはごみとして捨てられたプラスチック製品が海に流れ込み、海の中で小さく砕かれてしまったためです。世界で大きな問題となっているのが、魚がプラスチックゴミを食べ、最後に人間が魚を食べるので、人間の健康に大きな影響があることです。

A そこで、プラスチックごみを減らす方法の一つとして、2020年7月1日から、「レジ袋の有料化」(店のレジ袋に入れてもらったらお金が要る)が義務付けられました。このレジ袋有料化は、海を守る運動につながることが期待されています。

B 「レジ袋の有料化」がスタートしてから、「マイバッグ」(お客が店に持ち込む買い物袋)が一気に広がりました。ところが「マイバッグ」持ち込みによって、「万引き」が急増しているのです。店の人によると「万引き犯はレジで買い物カゴの商品を精算する一方で、マイバッグに入れたまま精算しない(商品を盗む)手口が多いんです。」とのことです。今、マイバッグ万引きの解決が、お店にとっての大問題となっています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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