ツバメの渡り
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ ツバメは、わざわざ人間が暮らしている民家の軒下などに巣を作ります。人の出入りが多い玄関などは、人間を恐れて天敵(ヘビ・カラス・スズメなどの敵)が寄ってこない上、風雨もしのげるため、ツバメにとっては巣作りに絶好の場所なのです。天敵のから身を守り、安心して子育てをするために選んだ場所が民家なのです。

A 巣は、田んぼなどから運んできた泥や枯草を使って作ります。3月頃から作業を開始、唾液などを練り込むことで強さを高め、少しずつ泥を重ねていくことでお椀状の巣を作ります。ここに枯草や自分の羽毛を敷き詰めてふかふかにし、産卵用のベッドを作ります。

B 卵はメスが中心になって温め、2週間で孵化。ヒナにはオスとメスが交代で餌を与えるのですが、親鳥たちは一日に500回も巣と餌場を往復します。この後続けて2回目の産卵と子育てをおこなう親鳥もいますが、夏が終わるまでにはすべてのヒナが巣立っていきます。親鳥たちは翌年の春になると、昨年作った巣の近くで昨年の夫婦(オスとメスと)が待ち合わせをし、再び産卵をするのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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