目と耳
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ 片目をつぶって、片方の目でものを見ても様子は分かります。それは、カメラで撮った写真と同じです。では、片目で見たときと両目で見たときとは、どのように違うのでしょうか。

A 右目で見た映像と、左目で見た映像とは、微妙に違いがあります。両目で見たとき、脳は左と右の目が見たそれぞれの画像を、脳の中でまとめて一つの映像にします。その際、左右のずれを脳が認識し、奥行きを感じるようになっています。両方の目で見ると、風景に立体感(遠近感)が出てきます。目が2つあるために、遠くの物と近くの物を区別して立体的に見ることが出来るのです。

B 耳も左右二つあります。耳が一つだと、音がどちらの方向から聞こえたのか判断出来ません。が、耳が左右一つずつ付いているので、両方から聞こえてくる音の微妙な違い(強弱)を脳が聞き分けて、右からか左からかを判断しています。さらには、耳たぶは音を集める(大きく聞こえるようにする)役割を果たすとともに、前から聞こえてくる音か後ろから聞こえてくる音かを判断するのに役立っています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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