動物の虫歯
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ 虫歯は砂糖などを食べて、歯のエナメル質がとけるためにかかる病気です。野生で生きている動物が食べるものには、砂糖が入っていません。ですから虫歯にはならないのです。しかし動物園の動物は、人から砂糖の入った甘いものをもらうことがあります。そのために、虫歯になる動物もいます。また、家でペットとして飼われているイヌやネコも、甘いものを食べると虫歯になります。

A 野生の動物はうっかり石をかんだり、獲物を襲うときに力を入れすぎて牙を折ったりして歯に傷ができ、そこから虫歯になることがあります。また、年をとった動物では歯がすりへってそこから虫歯になることもあります。野生動物は虫歯になると、うまくものを食べることができなくなります。食べられなくなることは、野生動物にとって命取りです。虫歯になった動物は、遅かれ早かれ死んでしまいます。

B イヌやネコなどのペットの虫歯が最近増えています。これは人間がむやみに甘いものを食べさせることが原因です。かわいいからといって甘いものを与えるのは、動物にとって寿命を短くすることになるのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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