テレワーク
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ テレワークは、「tele(離れた所)」「work(働く)」を合わせた造語(新しく作られた言葉)です。インターネットなど情報通信技術(ICT)を活用した、場所や時間にとらわれない働き方のことを指しています。働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、施設利用型テレワーク(会社から離れた施設で勤務)、モバイルワークの3つ分けられます。

A なかでも注目されているのが「モバイルワーク」です。これは会社を離れて、時間や場所に縛られず、ICT(情報通信技術)を活用して働くという方法です。具体的には移動中に携帯電話やメールを使って商談(取引の相談)を進めたり、テレビ電話で会議に参加したりするなど、決められた場所で仕事をしません。いつでもどこでも働けるスタイルです。

B 2020年2月、政府から「新型コロナウイルスの感染拡大防止の方法」として『テレワーク』の推進が打ち出されました。4月、アンケート調査をした結果があります。それによると、「どこでテレワークを行っていますか?(複数回答)」という問いに対しては、「自宅」が88%、「移動中、カフェなど」が19%となっています。また、テレワーク勤務の方が仕事の能率が上がるとの回答は47%、変わらないが32%でした。「人との会話が減るので憂うつになる」という悩みも聞かれます。広く導入されるには、まだ時間がかかりそうです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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