紫外線ランプ
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ コロンビア大学(アメリカ)では長年、ウイルスを死滅させる最新型の紫外線(UV)ランプ関する研究に取り組んできています。ここの紫外線C波(UVC)ランプは、病院や食品加工業などでは以前から利用されてきています。これをさらに、細菌・ウイルス対策として、駅・空港・学校などで活用出来ないか、特に新型コロナウイルスを退治出来ないか研究を進めているのです。

A しかし、紫外線C波は皮膚がんや眼疾患(目の病気)を引き起こしやすいなど危険性が高く、今のところ人がいない状況でしか使用できません。そこで、コロンビア大学が注目しているのは「遠紫外線C波(えんしがいせんシーは)」と呼ばれる紫外線です。遠紫外線C波は人には無害ですが、ウイルスにとっては有害だからです。

B ブレナー教授(コロンビア大学)によると、新たに取り組んだマウスを使った実験により、「遠紫外線C波が表面に付着した新型コロナウイルスを数分以内に死滅させる」ことが明らかになったとのこと。一方、遠紫外線C波を浴びても、マウスの目や皮膚は何一つ異常が無いことが証明されたそうです。研究の次の段階では、空中を漂う新型コロナウイルスに遠紫外線C波を放射する実験を行う計画とのことです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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