ツバメの巣
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ ツバメは肉食の鳥です。空中で昆虫を捕えて食べます。寿命はおよそ7年で、そのうちの約2週間を卵として過ごします。ツバメは長距離を移動する渡り鳥です。春から夏を日本で過ごしたツバメは、気温が下がる9月下旬までに、餌となる昆虫が少なくなる日本を後にしてフィリピン・台湾・オーストラリアなど5,000kmも離れた南の国へ移動します。

A 日本を出発したツバメは集団で行動し、そのスピードは時速50km。途中で休みながらも、一日に最長で300kmも移動することが確認されています。太陽の位置を目印にしながら進路を定めています。ツバメは「半球睡眠」と呼ばれる能力があります。脳の半分だけを眠らせ、長い距離を飛び続けることができるのです。

B 一年をとおして暖かい場所で暮らすことができれば、このような長距離移動をしなくてすみます。ところが南の島には昆虫をエサにする生物が多く、子育てに必要なエサの量を集めるのが難しいので、遠く日本まで飛んできていると考えられています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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