プラゴミ
.

授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


要約学習の部屋に戻る
小学校高学年の部屋へ戻る

全体像


教材


@ 2008年4月から東京23区では、プラスチックを可燃ゴミ(燃えるゴミ)として回収しています。それまで、プラスチックは燃やすとダイオキシンなどの有害物質を発生するため、不燃ゴミ(燃えないゴミ)として分別し、最終処分場へ埋め立てていました。しかし、このまま埋め立てを続けていくと、近いうちに最終処分場が満杯になってしまうことが心配されました。また、最終処分場はゴミから出た有害物質でまわりの土や海が汚れたり、近くに住む人たちの環境を汚したりしてしまうので、これ以上増やすことは難しい状況にありました。

A 一方、以前はプラスチックを燃やすと有害物質が出ていましたが、「ゴミを燃やす焼却炉」の性能がよくなって、有害物質がほとんど出なくなりました。そこで東京23区では、プラスチックを埋め立てるのではなく、燃えるゴミとして回収することにしたのです。

B さらにはプラスチックを燃やすことによって、エネルギーの再利用を行うことが出来るようになりました。例えば、プラスチックを燃やすときに生まれるエネルギーを使って発電をしたり、温水プールに利用したりが可能になりました。こうしたことから、プラスチックゴミは埋め立てるより、燃やした方が環境にいいと東京都では判断したのです。

.



合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

 .



後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
 .



自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

 .



これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



.