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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ 太陽の熱が、海や川や地面をあたためます。あたためられた水は、水蒸気になって、空にのぼっていきます。海や川などの水が蒸発して空に上っていくと、冷やされてとても小さな粒になります。上に行くほど気温が下がる(100m上がると1度下がる)からです。こうやってできた小さな水や氷の粒が集まって浮かんでいるのが雲です。


A 空に水分がたまると、小さな水や氷がくっつきあってどんどん重たくなります。重たくなると、雨になって地上に落ちてくる(降ってくる)のです。地上の気温が低い(摂氏0度以下)と氷が溶けないので、雪となって降ってきます。

B 雨のもとになる雲ができるには、水蒸気を集める「種」が必要です。ふつうは大気中に浮かんでいる「塵」がその役目を果たしています。人工的に雨を降らせるには、種になるドライアイスの粒を飛行機でまく方法があります。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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