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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ 新型コロナウイルスは2020年1月に「指定感染症」と閣議決定されました。指定感染症の感染者は原則、陰圧病室(ウイルスが外部に流出しないよう気圧を低くしてある病室)などのある「感染症指定医療機関」に入院隔離されます。が、その数は限られています。島根県は、9病院28病床に過ぎません。

A 新型コロナウイルス感染者については、健康状態が回復しても、PCR検査で2回陰性が確認されるまで退院させることはできないので、一度入院したら、最低2週間は病床(ベッド)を使用することになります。新型コロナウイルスの感染拡大で重症化の患者が増えていけば、「感染症指定医療機関」は他の患者の診療ができなくなり、「医療崩壊」(医療行為が出来なくなる)が起きます。

A そこで厚生労働省は「PCR検査」(新型コロナウイルスに感染しているかの検査)を受けられる人の条件を「37.5度以上が4日連続する」などと定めました。さらには4月から、感染者全員を入院させる方針を切り替え、軽症者や無症状者はホテルや自宅で療養できるようにしました。なお指定感染症の場合、入院費・ホテル代などは、無料となっています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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