.

授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


要約学習の部屋に戻る
小学校高学年の部屋へ戻る

全体像


教材


@ アメリカの大リーグ(MLB)は、2022年から「ロボット審判」を導入し、ピッチャーのストライク・ボールをコンピュータが判定するという衝撃的なニュースが飛び込んできました。「球審」は今まで通り捕手の後ろに立ちますが、ストライク・ボールの判定は「ロボット」が行います。本塁後方と本塁上方に設置されたドップラー・レーダー(球の速度などを測定できる機器)が、立体的にストライク・ゾーンを測定。「球審」のイヤホンに判定を伝え、「球審」がストライク・ボールをコールする(声に出して言う)というものです。

A ロボット審判と言っても、AI(人工知能)が判定を下す訳ではありません。主審はiphoneを通じて「ロボット審判」の情報を受け取り、それを参考にしてジャッジを下します。「ロボイットの判定」とは異なる判断をする権利もあります。

B いまや微妙な判定については、瞬時に「リプレイ(再生)画像」が球場内の大型画面や各家庭へのテレビ中継で繰り返し流される時代です。長年、「審判のコールが最終にして絶対」という伝統も、2008年「ホームラン判定でのビデオリプレイ」開始や、2014年「チャレンジシステムの導入」により終わりを迎えています。

.



合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

 .



後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
 .



自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

 .



これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



.