ウイルス
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授業対象=小学校高学年
実施=2020年9月実施


2020.10.7


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全体像


教材


@ 新型コロナウイルス感染症の流行で、世界中で人々の生活に大きな影響が出ています。ウイルスは、目に見えないほど小さく、たくさん種類があります。風邪を引き起こすウイルスだけでも200種類以上あります。多くのウイルスは、ヒトや動物に感染(病気が移る)して、病気を引き起こす原因になります。

A よく知られているウイルスのひとつに風邪の一種、インフルエンザウイルスがあります。インフルエンザは、空気中に浮かんでいるウイルスを吸いこんで感染する「空気感染」が多いと言われています。インフルエンザウイルスが体内で増えると、38℃以上の発熱、頭痛、鼻水、せきなどの症状が現れます。インフルエンザを発症すると、一週間程度で回復しますが、中には重い病気を引き起こします。また、ひと冬で3千人〜1万人が死亡します。

B インフルエンザは、予防接種(ワクチン)を受けることによって予防したり、リレンザやタミフルなどの薬を服用して症状をやわらげたりすることができます。その点、症状がよく似ている、この度の「新型コロナウイルス感染症」は、現在までのところワクチン(予防薬)も治療薬もないので、人々は恐怖を感じていると言われています。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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後半

20分間
聞き取り(図式化) ⇒再現(プレゼン)


題材は新型コロナウイルス感染症の不思議 2つ


  メモ(図式)を取りながら聞き取り(約7分) 
  2人ペア(相互に再現 40秒×2)
  代表者による全体プレゼン(1名)
               
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自分の考えを図式で書く ⇒プレゼン

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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