北方領土
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授業対象=小学校高学年
実施=2019.10.8


2019.10.15


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全体像


教材


@ 北方領土とは、北海道の東に位置する「択捉島」「国後島」「色丹島」「歯舞諸島」をまとめた呼び方です。島にはもともとアイヌ民族の人たちが住んでいましたが、江戸時代に日本が支配しました。そして、当時の江戸幕府はロシア帝国と1855年に「日露通商条約」を結び、ウルップ島と択捉島の間を国境と定めました。

A ところが、日本が太平洋戦争に負けた1945年にソ連軍(今のロシア軍)が攻めてきて支配。当時、島に住んでいた日本人約1万7千人を島から追い出し、代わってロシア人が住み始めました。以後、ロシアは北方4島を「戦争で得た占領地」だと主張していますが、日本は認めていません。その後、1956年に「日ソ共同宣言」を発表し「平和条約を結んだ後、色丹島と歯舞諸島を返還する」と約束しました。しかし、平和条約は依然として結ばれず、島の返還もありません。

B 安倍晋三首相はプーチン大統領と話し合いを重ねるなかで、1956年の共同宣言に基づいて平和条約の締結を目指しています。ただ、日本は4島返還を強く求めていますが、ロシア国内では返還に反対する声が強く、解決の道のりは険しそうです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ