問題にぶつかったら、投げやりになったり逃げ出したりしてはいけません。不平・不満を述べたり、批判をしたり、人のせいにしてもいけません。がむしゃらになるのもよくありません。経験や勘に頼るのも勧められません。
問題の本質をしっかり分析することが、まずは一番に大事です。原因を追求し、分析し、整理統合します。
例えば、ラーメンが売れないケースを取り上げてみます。その原因は、宣伝の仕方が悪いのか? 立地が悪いのか? はたまた、スープ・麺・具材の問題か? 主観を交えず、さまざまな視点・観点から分析、追求する必要があります。
ここの分析がしっかり出来たら、解決のための「仮説」を立てます。あとは、解決に向かってアクションあるのみです。
「トヨタ流なぜなぜ5回」という掘り下げ方があります。過去のしがらみ、常識、枠を取り払い、「ゼロベース」で分析します。その際、「なぜ?」という自問自答を最低5つは取り上げます。
現状からスタートし、可能性のある解決法を検討していきます。このスタイルを取ると、現実に即した解決法にたどり着きやすくなります。その際、トップダウンはダメです。肝心なのは「ボトムアップ」です。
解決にあたっては、「発散思考」(例;ブレーンストーミング)と「収束思考」(⇒結論)との区別をきちんとする必要があります。