研修会を終えて
.

掲載=2021.8.19


 過日(2021.7.30)、S小学校で「要約学習研修会」があり、事後の先生方の反応が送られてきました。

 図式化の技法を取り入れることにより、読解力・プレゼン力(学力)を底上げしようという趣旨の「要約学習」です。この手法をさまざまな場面で導入し、子ども達の学力向上に役立てたいという意欲が伝わってきて、とても嬉しく読ませて頂きました。

.





「継続は力なり」です。
易しい文章の図式化から初めて
次第に与える文章をレベルアップ。
その積み重ねを通して
子ども達は着実に
読解力・プレゼン力を伸ばしていきます。










私が国語の授業に
図式を取り入れたのは
30歳前後です。
それまでは「文章の要約」学習に
行き詰まりを感じていました。

要約力=国語力
このことを力説し
生徒に理解してもらっても
依然として「要約の授業」は
生徒の学習意欲も低調
よって学習成果も混沌としていました。

図式を導入してから
国語の読解授業が
一気に目覚めました。
パワーアップしました。











大学時代の演習で
夏目漱石の『それから』の展開を
図式化して発表する課題が課せられました。

後から振り返りみるに
まさに「図式」そのものでした。
ここから学んだことは
「伏線」ということです。
夏目漱石の偉大さを
肌で感じることが出来た授業でした。











この図式の活用と
図式力の向上は
プレゼン力を向上させます。
両者は連動しています。

教師こそ
プレゼン力を鍛え伸ばす必要があります。
プレゼン力が伸びれば
話し方が一変します。
「教師力・指導力・授業力」に
直接的に寄与します。

研修会を通して
暗に先生方にお伝えしてきているところです。

ちなみに
私こそ
まさにプレゼン力については
発展途上にある人です。