天命を知る
〜滅私奉公〜

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2021.4.25


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まずは作成した
要約学習の教材
「自己肯定感」から。





自己肯定感


@ 自己肯定感とは、自分を肯定する(良いと認める)感情のことです。自己肯定感をしっかりと持っている人は「自分は価値がある人間だ」「自分は必要とされている」というポジティブ(前向き)な心の動きがあります。「自分は自分、人は人」「人は誰でも良いところや悪いところがあって当然」と考える傾向もあります。ですから、何事につけて人を責めません。また、ピンチに遭遇したときは「良い方向へ向かせるためにはどうしたら良いのか」と考えます。常に楽観的で、逆境の時も「どうにかなるさ!」とプラス思考で自分を励まし、前向きに目標に向かって進んでいきます。

A 逆に自己肯定感が低い人は「自分は存在する価値のないダメな人間だ」と思い込んでいます。何をやるにも「失敗したらどうしよう」と考える特徴があります。人の悪いところや弱いところ、人の失敗をけなしたり怒ったりする傾向もあります。何事も他人のせいにしたり、自分を高く見せようとしたりする人(自慢する人)も見受けます。これらは全て自信のなさの表れなのです。

B 自己肯定感は育ったり生きてきたりした環境や、今までの体験などの積み重ねによって培われます。ですから、考え方一つで変えることができます。自分を変えるきっかけとして、自己肯定感の高い人の言動に学ぶことをお勧めします。「自分だったら怒るはずの場面でもあの人は怒らない。」「自分だったら負けそうな場面でもあの人はくじけない。」……そういう人を間近で見ることによって、自然にものの見方考え方を学ぶことが出来るからです。

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尊敬すべきお手本


 自分の「自己肯定感」レベルは高いのかどうか? これは客観的にまわりの人と比較が難しいので、判断が出来かねます。が、少なくとも「自己肯定感」の高い人たるべく、何事につけて「プラス思考」で生きていきたいと心がけています。

 生活する上で、お手本になっている人がいます。いや、人ではありません。イヌです。飼い犬のラブラドールレトリバー「もも」(平成24年3月生)です。飼い犬なのに、私の見習うべき資質を持っています。

 いつも人なつこい、どんな人にも人なつこい、吠えかかることがない、従順、素直、不満を持っていない(態度に出さない)、イライラしない、怒らない、はぶてない(すねない)、自制心がある、……。

 大好物の肉を目の前に置いて「まて!」というと、「よしっ」と声がかかるまで、じっと肉と私を見比べながら我慢出来ます。短い時間なら、私が姿を消して戻ってきてもまだ待っています。

 夕方のランニングが待ち遠しい「もも」です。ももの住処は私の居所の下、車庫の一角。鎖に繋がれています。ランニング(散歩)に連れて行けと、飼い主にプレッシャーをかけることは皆無。吠えることなく、ぐずることなく、じっと私が着替えて下に降りるのを待っています。

 着替えた私の姿が見えると、ぴょんぴょん跳ねたりうろうろしたりして、歓びを全身で表現します。でも、私が「まて!」と声をかけると、こちらを注視しながらお座りか伏せの姿勢で静まります。

 夜中、車庫の一角にある大型冷蔵庫に用があって突然、車庫のライトを点けます。ももは丸くなって熟睡しています。が、静かにすっと立ち上がり、しっぽを振って親愛の情を示します。決して怒りません。逆に歓迎してくれます。いつもすごいなぁ〜、と思います。

 こんな愛犬ですから、リードに繋いだまま公道を走るとき、主人を引っ張ることは皆無です。常に主人の横を主人のペースにあわせて走ってくれます。

 ランニング(散歩)コースが林道に入って「リード」を離しても、ご主人のペースを横目に見ながら縦横無尽に前後左右を伴走します。折り返し点とゴール地点では、私の姿を見ながら待っています。

 都合で、いつもの折り返し点より手前でUターンすることもあります。「帰るよ!」と声をかけると、瞬発的に帰路に向かってきびすを返します。不満の態度は全く見えません。実にさわやかです。

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清く正しく美しく


 日常生活の中で、「えっ?」「どうして?」という場面に出くわすことが皆無ではありません。そういうときは、ふと「もも」が脳裏に浮かびます。

 「もも」の存在のおかげで、腹が立ったり不平不満に思ったりすることは、まずありません。そんな自分を時に誇らしく思うことがあります。(時には相手に思いをいたし「気の毒な人だなぁ〜」という気持ち、ふと浮かぶことさえあります……。)

 天知る 地知る 己知る

 清く 正しく 美しく
(宝塚歌劇団のモットー)

 これは、日ごろから私がモットーとしているキーワードです。何事につけ、このキーワードを口にしている私です。


子曰「吾十有五而志于学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲不踰矩。

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 今年はとうとう70歳になりました。「六十而耳順、七十而従心所欲不踰矩」。心せねばと、いつも自らを戒めるようにしています。

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滅私奉公
〜五十而知天命〜


 令和3年度は昨年と同じく、コロナ禍で幕を開けています。「緊急事態宣言」という言葉が、戦時中の「欲しがりません、勝つまでは!」に聞こえます。

 「天命を知る」 ……現在、次のような使命を帯びながら令和3年度をスタートしています。

@ 要約学習


 依頼のある学校(授業)・教育委員会(研修会)には、万難を排して出かけます。全力投球で教材を作り、授業に臨もうと決意を新たにしています。
 今年度は1校3時間を終えたところです。今年度から、新たに「図式を拠り所に要約文を書く」という学習を導入しています。確かな手応えを感じています。

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A 教育委員


 今年は3期目の2年目(8年目)を迎えています。4人の教育委員のうち、学校経験者は私一人ですので、そういう立ち位置を常に意識しながら、学校教育(子ども達)にとってお役に立てるよう心がけていこうと思っています。

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B 上来島自治区長(上来島自治振興協議会会長)


 任期は2年。これまで、この組織には全く関わっていなかったので、暗闇の中でのスタートです。まずは、この組織の立ち位置をしっかりと把握し、どんな役割を果たすべきか? 前向きに模索していこうと考えています。

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C 赤名短歌会会長 & 頓原短歌会講師


 いずれも高齢者の会です。ゆくゆくは統合する運命にあると予想されます。そういうことは別にして、会員の皆様のお役に立てるよう、短歌に向き合い、短歌の魅力を真摯に追求する自分でありたいと、常に自分に問いかけています。
 併せて、引き続き朝日新聞社の「しまね歌壇」選者としても、それにふさわしい人となるべく研鑽を積まなくてはいけません。まだまだ自分に甘い私です。謙虚に短歌そのものの神髄を追求していこうと考えています。

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D 囲碁同好会;世話役


 平成4年に「赤名囲碁同好会」に入会して以降、来島囲碁同好会と統合して「赤来囲碁同好会」に鞍替え。さらには、頓原の皆さんも加えて、毎週第2・第4水曜日に碁会を開いています。
 短歌と同じく、高齢者の集いです。一人欠け、また一人欠け、……赤名囲碁同好会に入会したときは十数名の会員でした。一人欠けまた一人欠けし、来島と統合した当時は15名でした。そして今、赤名4名・来島2名・頓原4名、合計10名の参加です。

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E 邑智中学校バレー部;コーチ


 今年4月からスタートです。当初は丁重にお断りしたのですが、重ねての依頼に受けざるを得ませんでした。ただし、(私の日常を勘案して)週一日という、誠に申し訳ない形でのお手伝いです。
 どうやら「昔取った杵柄」、体力的には問題がなさそうです。あとは、気持ちの上で「たいぎ」にならない精神を維持・向上です。

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今年度も
この「コメントの部屋」を
継続していこうと考えています。

ただ
在宅の日の夕方は
孫2人(5歳・3歳)の遊び相手。

要約学習の教材づくりを始め
あれこれと夜も
パソコンに向かう日の多い今日この頃です。

毎週日曜日アップ
というノルマは課さず
自由気ままに「コメントの部屋」を
続けていこうと思います。